2006年8月26日(土) 27日(日) 全4ステージ
@阿佐ヶ谷アルスノーヴァ
蛇のオロロンと、蛾のシルコ。
街の人から見下されていることを知っている二匹は、
お互いのことを見下し合いながら交尾をしています。
オロロンは、好きだった頃の思い出を尻尾に閉じ込め
賢くなるために、日々、彼女の稼いだお金で勉強をしています。
尻尾は昔ままごと遊びのときに二匹で作り上げた子供の幻を見ています。
シルコはヒモである彼を養うために浮気しています。
もうこれ以上一緒にはいられないと、いつもよりも激しくけんかをしたその日
シルコは何よりも強烈な光を求めて太陽まで飛んでいこうとします。
けれどもほどなくして、
オロロンのところに帰ってきます。
粉になって、降ってきます。
出演:廣瀬友美 佐藤みゆき 成島秀和 加藤律 林佳代 熊埜御堂彩 小林慎
舞台監督:堀江慶次郎 / 照明:篠崎玉枝 /音響:遠藤博明/衣裳:ヤマギワユミコ/ 撮影:今枝勇典/ 宣伝美術:フジイハルカ
演出助手:小林慎/協力:川連太陽/ 制作:長山努
劇団化してはじめての公演は、「蛇」と「蛾」の別れの物語。
蛇の頭が尻尾の方に彼女のことを好きだという気持ちを追いやってできた「別人格」と、まだ愛し合っていたときにできた「幻の子供」。2人がどんなに頑張っても、お互いに見下しあっている2匹の離別は避けられず。
「別れる」という行為を、物理学も絡めながら、徹底的に研究した作品。